ブックタイトルエクステンション・プログラム2017

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概要

エクステンション・プログラム2017

消防官の仕事組織図(例:東京消防庁)(参考)消防組織の単位■ 給与(初任給)Ⅰ類採用者給 与約252,000円消防業務ポンプ隊・救急隊・特別救助隊など、災害の最前線に立ち、人命救助に挑む部隊です。消防学校での初任教育を終了すると、まずは原点であるポンプ隊に配属されます。防災業務防災指導や防火防災に関する消防情報の提供などを通じて、住民の災害発生時の対応力向上や防火防災意識を高めていくための業務を行います。防火防災に関する取り組みも消防官の大切な仕事のひとつです。予防業務建物の設計段階から安全性や消防用設備などの設置に関する審査・検査・指導や立ち入り検査、防火管理指導、火災原因調査を通じて災害の未然防止に取り組みます。特別部隊大規模災害に挑むハイパーレスキューやNBC災害(※)時に活動する化学機動中隊など、特殊な知識と技術を武器に、困難な消防活動に挑む部隊です。まさに消防隊員の精鋭の集まりです。本庁業務各部隊の効率的運用・最新技術や装備の導入/管理・人材の育成・消防の将来像など、組織全体を見渡しながら各部隊を支え、施策を考え実行していきます。女性消防官の仕事男性に比べると、女性の採用人数は少なめですが、毒劇物等に係わる災害活動を除き、仕事面において男女差はありません。全ての業務に従事することが可能です。採用後の教育制度・研修昇任制度 ~厳正・公正な競争試験によって決められています~待遇(平成28年度東京消防庁消防官採用試験案内より抜粋)・この初任給は、平成28 年1 月1 日現在の給料月額に地域手当を加えたものです。・上記のほか、扶養手当、住居手当、通勤手当、期末・勤勉手当等の制度があります。・学歴及び職歴に応じて、一定の基準により加算される場合があります。大卒(Ⅰ類)〔大卒レベル〕監総防消監司防消監正防消消 防 監長令司防消令司防消補令司防消長士防消長士副防消消 防 士属配・用採考選抜選考選抜選考選抜選考選抜選考選抜選6年4年1年1年2年※上記昇進・昇任制度はあくまでも一例です。年数は受験資格取得年数です。受験資格取得年数■ 被服等■ 消防職員待機宿舎制服、制帽、靴、手袋等が支給されます。単身待機宿舎、家族待機宿舎があります。東京消防庁の場合、入庁すると全員が消防学校に入校し、約6 ヶ月間の初任教育を受けます。そこで職務上必要な基礎知識や技術を身につけます。また、専門的な知識や技術の習得のためにかなり充実した研修制度が設けられているのも同庁の特徴の一つであるといえます。東京消防庁の場合、一般企業の役職にあたる階級制度は10段階あり、必要な勤続年数が満たされると誰でも昇任試験にチャレンジでき、すべての職員に公平にチャンスが与えられています。また、給与面でも職務の複雑度や責任度に応じた級が設定されており、努力すればそれに見合った収入が得られ、職員の意見が十分反映されるものとなっています。東京消防庁は、東京都の内部機関として、本来的な管轄である東京23区に加え、委託された東京都内の市町村(島しょ地域・稲城市は除く)の消防業務を担当しています。また、小規模な市町村の場合、複数の自治体が共同で一部事務組合や広域連合を組織して運営している場合もあります。消防本部消防方面本部消防署東京消防庁企画調整部総 務 部人 事 部警 防 部防 災 部救 急 部予 防 部装 備 部消防学校消防技術安全所資格講座教職講座公務員講座教養講座関連講座提携講座44